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AbaxxがCIXを炭素先物契約の適格カストディアンに承認

概要
クアラルンプール(7月9日)―Abaxx Technologies Incは、世界的な環境市場取引所であるClimate Impact X(CIX)が、Abaxx取引所の炭素先物契約の適格カストディアンとして承認されたと発表した。
カストディアン承認の意義
この承認により、契約に基づくクレジットをCIXで保有できるようになり、取引後の活動を管理する追加ルートが提供される。Abaxx取引所の最高商業責任者ジョー・ライア氏は、市場参加者が炭素エクスポージャーの価格見積もりやクレジット管理をより明確かつ効率的に行える手段を求めていると指摘した。
取引後の選択肢拡大
ライア氏は、「Abaxx炭素先物は透明性の高い価格シグナルを提供するよう設計されており、CIXが適格カストディアンとして承認されたことで、契約に基づく受け渡し参加者が取引後に利用できる選択肢が拡大する」とコメントした。
市場インフラへの影響
環境市場は細分化が進んでおり、炭素クレジットが複数のレジストリに跨って保持されるため運用が複雑になる。CIXがカストディアンとなることで、クライアントはオムニバス・カストディアルサービスやマルチレジストリ接続を活用し、Abaxx炭素先物に基づくクレジットを自社のスポット市場活動と並行して保持・移転・回収できるようになる。これにより柔軟性が向上し、取引効率が改善され、複数のサービスプロバイダーのアカウント管理負担が軽減される。
具体的な適用例
本取り決めは、AbaxxのCORSIAフェーズ1先物契約に基づく120ロット(各ロットは100 CORSIA適格排出単位) の移転と引き渡しを7月1日に開始した。対象はAbaxxの管轄区域であるREDD+およびCORSIAフェーズ1先物契約であり、市場インフラ構築の一環としてCIXが12のレジストリに接続している点が特徴である。
今後の展望
CIXはレジストリ接続数の更なる拡大を計画しており、環境市場における資産流動性の向上と取引コスト削減に寄与すると期待されている。