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AI開発減速への懸念がテクノロジー株急落と米金利上昇期待を呼ぶ

AI開発減速への呼びかけ
人工知能ブームの最前線に立つ企業リーダーたちが、AI技術の急速な進展を抑制するよう呼び掛けたことが、9月14日のテクノロジー株の大幅な下落につながった。Anthropic の CEO ダリオ・アモデイ氏は「フロンティアのペースを合わせる」―すなわち開発速度の調整―必要性を訴え、自己改良型AI(再帰的自己改善)のリスクを指摘した。この意見は OpenAI のサム・アルトマン氏や xAI のイーロン・マスク氏にも支持された。
テクノロジー株の大幅下落
同日、東京証券取引所に上場するソフトバンクは12%超の下落、半導体メーカーのキオクシアは7%以上、アドバンテストは2%以上の下げとなった。また、韓国のSKハイニックスやサムスン電子も急落し、ソウルのKOSPI指数が全体相場の下落を牽引した。一方、シドニー、シンガポール、ウェリントンの市場は上昇した。
米連邦準備制度の利上げ期待
米国ではインフレが依然として高水準にあり、連邦準備制度が9月16日に金利を引き上げるとの見方が強まっている。スワップ市場は利上げ確率を92%と示し、年末までに累積で50ベーシスポイントの引き締めが想定されている。金利上昇局面はリスク資産への逆風となり、特に名目・実質ともに米国債利回りが過去最高水準に達している中で、株式は売り圧力にさらされている。
中東危機と原油・燃料価格の上昇
サウジアラビアが東‑西パイプラインを閉鎖したことや、イエメンのフーシ派によるドローン攻撃でリヤドがパイプラインを停止させたことなどが原油価格を100ドル/バレル超に押し上げた。これに伴い、米国の平均ディーゼル価格は9月11日に1ガロンあたり6ドルを超え、輸送・農業部門に衝撃を与えている。さらに、ホルムズ海峡付近で商船が被害を受けたことや、バーブ・アル=マンダブ海峡の支配が継続していることも、世界的な海上輸送路の不安定化を招いている。