
News Observation Lab for Future
AIエージェントが住宅市場記事に誤って広告を掲載した経緯と改善策

概要
筆者は毎日 Windows PC 上で自律型 Claude コードエージェントを稼働させ、独自の台帳から取得したデータを基にフィールドノートを作成しています。
発生した問題
2 つのエージェントが連携しています。カードライターは毎朝「カード」を生成し、ブログ投稿のトピックやスケジュールされた動画・投稿を AI が作成・アップロードし、関連情報を PDF の脚注としてまとめます。ブログエージェントはこのカードを韓国向けブログへ投稿します。
カードライターは 3 つのストーリーから日替わりで選択し、3 日周期で同じ 3 トピックが繰り返されます。一方、ブログエージェントは過去 30 日間に同一トピックが掲載された場合にトレンドニュースへ差し替えるルールを持っています。このルールにより、3 日サイクルの全ストーリーが重複対象となり、結果として住宅市場の見出し記事の下に AI セットアップのメモが表示され、翌日には企業収益の見出しが誤って掲載されました。
原因分析
カードライターにはトピックの有無、リンクと脚注の整合性、禁止語句のチェックを行うバリデータが組み込まれており、すべてのカードは合格していました。しかし、生成段階で次のステージが拒否するトピックを出力し、フォールバックが元のトピックの有意義な部分だけを残す設計だったため、誤った読者層に脚注が表示されてしまいました。
対応策
カードライターがブログエージェントに問い合わせる前に必ず質問を行うように変更しました。また、過去 30 日間に使用されたストーリーはスキップし、番号が異なるだけのタイトルは同一ストーリーとして扱います。さらに、タイトルとブログトピック双方に対して同一期間の重複チェックを読み取り専用でインポートし、すべての元ストーリーがブロックされた場合は、実行中に測定した 68 件の短い書き込みプールから候補を抽出し、うち 27 件が重複チェックを通過しました。全件がブロックされた場合は旧動作に戻し、生成は行わないようにしました。
得られた教訓
他者の出力の一部を置き換えるフォールバックでは、残りの部分が依然として適合可能かを確認する必要があります。また、上流に既知のフィルターがある場合は、下流システムでも同一フィルターを先に実行し、二つのフィルターが乖離しないようにすべきです。
未解決課題
ブログ公開数が増えるにつれて、通過できるトピックのプールが縮小します。次回新しい書き込みを追加する際は、存在する数ではなく「通過した」数をカウントする方式への変更が必要です。
参考資料
本稿のすべての投稿は、筆者が毎日実行するセットアップ(CLAUDE.md、メモリファイル、監査エージェント)から生成されています。最初の 3 章は無料で PDF ダウンロード可能です(リンク省略)。フルエディションは 11 章と 4 つのテンプレートを含み、PDF 形式で 19 ドルで提供されています。
セットアップに関する質問はコメントで受け付けています。
元記事: https://dev.to/dbsoul/my-book-ad-ended-up-under-a-housing-market-post-506g