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ミシガン州第8選挙区で棄権候補がトランプ支援候補を破り共和党指名獲得

A young man holding a poster promoting voting with an American flag image.

概要

ミシガン州第8下院選挙区の共和党予備選で、約1か月前に選挙戦から撤退し資金調達も行わなかった元エンジニアのトーマス・J・スミス氏が、トランプ前大統領支持の本命候補アミール・ハッサン氏を破り、共和党候補として指名された。

投票結果と背景

AP通信によれば、スミス氏は火曜の予備選で全投票の約50%を獲得し、水曜朝時点で勝利が予測された。スミス氏は数週間前に選挙活動を中断し、第三候補のアル・レンモ氏を支持したが、投票用紙には自身の名前が残っていた。FECの記録では、スミス氏の陣営が集めた総額は1,850ドルで、ハッサン氏が集めた70万ドルに比べ極めて少額である。開票率99%の段階で、ハッサン氏はスミス氏に17ポイント差で劣勢となり、レンモ氏は約16%の得票率で推移した。

主要人物のコメント

スミス氏は水曜朝の声明でデトロイト・ニュースに対し「勝利に恐縮し、光栄に思う」と述べ、トランプ前大統領とマイク・ジョンソン下院議長の背後に足並みを合わせるべく迅速に行動したと語った。また、ミシガン州共和党のイベントで他の候補者と共に短時間講演した。
ハッサン氏は同日のソーシャルメディア投稿で「昨夜は力不足だった」「言い訳はできない。厳しいレースだった」と記し、トランプ前大統領が支持した最初の議会候補者として敗北したことを認めた。

今後の影響

この予想外の結果は、現在1期目の民主党下院議員クリステン・マクドナルド・リベットが保持している議席を巡る重要な転機となり、共和党にとっては下院での優勢維持に不可欠な勝利となった。ミシガン州第8選挙区は、2024年にトランプ前大統領に傾きながらも下院議席で民主党が勝利した数少ない地区の一つである。
全国共和党選挙対策委員会(NRRC)は即座にスミス氏を支持し、SNSで祝福のメッセージを掲載した。「ミシガン州民は、議会で生活費を下げるために戦うために、退職したGMエンジニア、中小企業経営者、そして3人の退役軍人の父親を選んだ」とのコメントが添えられた。
民主党側は今回の結果を「恥ずべき番狂わせ」と評し、共和党の混乱を示す証拠と位置付けた。ミシガン州州務長官事務所の報道官は、たとえ選挙戦から撤退したとしても、最多得票者が勝者として認定されることを確認した。

スミス氏のプロフィール

長年フリントに居住するスミス氏は、ゼネラル・モーターズでキャリアを積んだエンジニアであり、息子と共に家族経営のサルサ事業を立ち上げた起業家でもある。ABCニュースはスミス氏とアル・レンモ氏へのコメント取得に至っていない。

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