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WPPがAI活用でさらに1,000人規模の人員削減へ 業界全体の縮小と資産売却も進む

Person reviewing job listings in a newspaper, holding a pink marker for highlighting job ads.

概要

英国の広告代理店大手WPPは、今年中に最大1,000人の追加人員削減を計画しています。この新たな削減は、2025年以降にすでに約11,000人が削減されたことに続くものです。

人員削減の規模と背景

Financial Times(FT)の報道によれば、WPPは2025年初頭から現在までに約11,000人を削減し、2026年6月30日時点で総従業員数は97,388人となっています。今回の追加削減は下半期に実施される予定で、さらなる人数削減が見込まれています。

業界全体の動向

広告業界全体では、過去18か月で少なくとも18,000人が削減されており、Omnicom、Dentso、WPPなど複数の大手が同様の措置を取っています。多くの削減は公表されていないケースもあるため、実際の数字はこれ以上である可能性があります。

AIの影響

経営陣は、人工知能(AI)ツールの導入が組織改革の設計に組み込まれていると述べており、AIが広告コンテンツやキャンペーンプランを迅速に生成できることで、一部の職種が不要になるとしています。

資産売却・事業再編

人員削減に加えて、WPPは非中核事業や余剰オフィススペースの売却も進めています。2026年度の資産売却額は最低でも2億ポンドと見込まれ、PRエージェンシーBursonの売却や市場調査会社Kantarの持分40%の譲渡も検討されています。

経営体制の変化

シンディ・ローズ氏が2025年9月1日にCEOに就任し、前任のマーク・リード氏は2025年6月に退任しました。ローズ氏はMicrosoft出身で、就任後は戦略的・運営的レビューを実施し、既存のリストラ計画と合わせて更なる効率化を図っています。

株価の反応

同社の業績発表後、2026年8月に株価が約25%上昇し、ローズ氏の立て直し策が市場に好感されたと報じられました。

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