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インド出身のアディティ・パウデル、日本初のリテラシー大使に就任 祖父との思い出が読書への情熱を育む

A young girl in an orange dress reads a book outdoors on a sunny day, enjoying a relaxed moment.

アディティ・パウデルが日本初のリテラシー大使に選ばれる

17歳の高校生、アディティ・パウデルさんは、世界リテラシー財団(World Literacy Foundation)から日本初のリテラシー大使に任命されました。同プログラムは、16〜25歳の若者約900人、101か国から参加者を集めており、今回が日本からの初めての大使となります。

読書へのきっかけ:祖父との思い出

幼少期、まだ保育園児だった頃に祖父からデーヴァナーガリー文字で書かれた新聞をもらったことが、パウデルさんの読書への関心の原点です。その新聞を自分でも意味が取れるほど理解できたことが、読書への興味をさらに深めました。

日本へ戻り、読書が生活の一部になるまで

小学校3年生の時に日本へ帰国したパウデルさんは、日本語を再学習する過程で本が重要な支えとなりました。父親が定期的に本を買ってくれたことや、エンイッド・ブライトンの『ウィッシングチェア』などファンタジー作品に触れた経験が、読書への愛情を育みました。

大使としての活動とビジョン

パウデルさんは、読書が教育や平等、機会創出につながると考えており、特に女性や障害者への教育支援にも関心があります。シャンティ・ボランティア協会を通じて、ネパールなど識字率が低い地域へ本の寄付を行う計画も進めています。

AI時代における読書の意義

人工知能の普及により、情報検索が瞬時に可能になる一方で、本を読み続けることで得られる深い思考や多角的な視点が失われる懸念があります。パウデルさんは、読書が「新しいアイデアを発見し、異なる経験を理解し、機会を開く」ための不可欠な手段だと訴えています。

読書が苦手なティーンエイジャーへのアドバイス

スマートフォンやSNSに時間を奪われがちな若者に対し、パウデルさんは「無理に古典から始める必要はなく、自分が本当に興味を持てる本を選ぶこと」が大切だと語ります。好きなジャンルやテーマの本に触れることで、自然と読書習慣が身につき、視野が広がると述べています。

日本における子どもの読書離れの現状

ベネッセ教育研究開発機構と東京大学の調査によれば、日本の小学生・中学生・高校生の約半数が本を読まないという結果が出ています。この傾向は、パウデルさんが大使として取り組む課題のひとつです。

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